キッチンの反省

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住まいを新築する時、基本的には、リビングやダイニングを南側の日当たりや風通しの良い場所に間取りします。確かに、家族が長い時間過ごし、くつろぐ空間ですから、当たり前のことです。しかし、家族によっては、その当たり前が違ってくることもあります。例えば、私の友人は、市内の西部の高台に住まいを新築しました。この住まいのリビングとダイニングは、住まいの東側に位置しています。一般的に南向きに位置することが多いのですが、南側は隣家があります。また、家族がダイニングで食事をしたり、リビングでくつろいだりするのは、朝と日没後の夜だけです。住まいの東側の窓から入る朝日と夜、見える市内の夜景があまりにも素敵なので、東側にリビングとダイニングを配置しました。キッチンにしても、同じです。最近は、対面型キッチンやアイランド型キッチンが流行りですが、家族によっては、壁に沿って、L型キッチンを設置する方が良い場合もあります。

私の友人の実家では、5年前にリフォームするのを機に、LDKをワンフロアにして、アイランド型キッチンを採用しました。アイランド型キッチンは、家族の誰もが料理や配膳や後片付けに参加できるということで、便利なのですが、普段は両親2人暮らしなので、そんなに必要がありませんでした。むしろ、電気炊飯器から出る蒸気や料理する時に出る蒸気や臭いがダイニングに広がってしまい、さらに、リビングにも拡散していきます。アイランド型のキッチン用の換気扇を設置して、これを回していますが、やはり完全というわけにはいきません。

リビングには、布張りのソファーやカーテンやラグなど、布製品も多くありますので、キッチンからの湿気や臭いが付いてしまいます。後付けで、リビングとダイニングキッチンの間には、間仕切りをつけました。窓側にL型のキッチンを設置すれば良かったと反省しているそうです。